• 延縄漁・網漁
• 1～4月・7～10月：マダイ
  4～6月：イサキ
  8～12月：クエ

潮流や餌の変化など漁師の経験則から、漁場を選定し、漁具・漁法を工夫し、季節ごとに上質の魚を獲ります。

魚は敏感なので、とりあげた後はストレスを与えないようにイケスの状態を工夫し、魚種によっては蓄養後活き〆、血抜き、神経抜きをします。自分が獲った魚を最高の状態で届けることが海力のこだわりです。

• 延縄漁、アナゴ筒漁、フグ漁
• 4～7月中旬：アナゴ
  7月中旬～8月：甘鯛、レンコ鯛、アオナ
  9～10月：シロサバフグ、アオナ、レンコ鯛、アラカブ
  11～3月：ブリ、鯛、ヤリイカ、スルメイカ

アナゴ筒漁に関しては、なるべく1筒に5～6匹入ったら魚が痛むので、平均3匹ぐらい入るような漁場を選択し、筒を仕掛けるようにしています。なるべく大きなイケスに活かすようにしています。甘鯛漁は、夏場の魚なので氷を切らさないようにして、早めに出荷するように努めています。フグ籠漁は、鮮度を保つ為に当日に出荷できるよう、日帰りで帰港します。イカ捕り漁は、揚がったばかりの状態で箱に立てると、色が悪くなるので一旦イケスに活かし、箱に立てるようにしています。鯛延縄漁は、スルメイカが回遊してきた時の鯛を狙います。餌はスルメイカを使用するので、肥えた鯛が釣れます。餌の豊富な場所を操業し、サイズは様々で1匹、小型で1.5キロ～最大10キロぐらいの型が釣れますが、平均3～4キロの型が多いです。血抜き、神経抜きの処理は必ず行うようにしています。
ブリ延縄漁は、スルメイカを使い、一匹丸ごと針に掛けます。対馬海流に揉まれた、一番脂がのった寒ブリを狙います。帰港してすぐイケスに生かして、ブリのストレスを取り除き良い状態にして出荷しています。期間は最低3日間～5日間で、出荷するときは、すべて血抜き、神経抜き処理をします。身質には自信があります。

• 延縄漁、アナゴ筒漁、潜水漁、フグ籠漁
• 4～7月：アナゴ
  8～9月：甘鯛、レンコ鯛、アオナ、アワビ、サザエ
  9～11月：シロサバフグ、アオナ、レンコ鯛、タコ
  12～3月：鯛、レンコ鯛、トラフグ、シマフグ

アナゴ筒漁に関しては遠い漁場まで行って、脂がのったアナゴを狙います。他の地域がブランドとして出しているアナゴをノーブランドとして出荷しています。
甘鯛漁は、まずエサの掛け方にこだわり、甘鯛の食いつきが良いようにしています。釣った後の処理のしかたで、色合いを調整します。
潜水漁は、山から流れてくる水に栄養が含まれた海域を選び、良型のアワビ、サザエを採り、極力身に傷を付けないようにしています。
フグ籠漁は、船速があるので、好い漁場で操業できます。夏場なので氷を効かせて商品の鮮度を保ちます。
鯛延縄漁は、食用でもおかしくないような餌を使用し、良型の鯛を狙います。漁獲量が減る中、過去のデータを分析して、漁獲量の安定性を考えています。なお、レンコ鯛は箱ごとに型を揃え、1箱に対しての比重を多くするようにしています。
トラフグ延縄漁は、延縄の延べ方にこだわり、良型のトラフグを狙います。なお、準絶滅危惧種に指定されているので資源保護にも努力しております。

• 延縄漁、一本釣り
• 4～9月：カンパチ、クロ、ウメイロ、イサキ
  8～9月：ヤリイカ、スルメイカ
  10～11月：鯛
  12～3月：ブリ、ハマチ

他船と違い、漁と魚種を絞っているのが幸丸流のこだわりです。
誰も行かないような漁場を選択し、最新鋭設備をいかし、エサを食べ、肥えた旬のカンパチを狙います。
釣れた魚が擦れないように、強制循環装置を使用し、イケスを全部使い、薄く活かすようにしているのが、幸丸流です。
ちなみに強制循環装置は福岡県とコラボレーションして取り付けました。
市場に出荷するときは、独特の鮮魚処理の仕方にこだわり、活締め、神経抜き、血抜きの処理をし、市場の競りの時間直前に出荷するようにしています。
あまりこだわりに関しては語らない、それが幸丸流です！実際に1度幸丸の魚を食べてください！